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個人型・企業型確定拠出年金の手数料を徹底比較!その内訳と注意点を解説
確定拠出年金制度には、個人型(iDeCo)と企業型(企業型DC)があります。それぞれ計画的に老後生活に向けた資産形成ができる制度ですが、手数料を誰が負担するのか、どの程度手数料がかかるのかは異なります。
一度に支払う手数料は少額でも、手数料の負担が最終的に資産運用の結果へ大きな影響を与えることがあり得ます。確定拠出年金を利用する際には、手数料の体系について知っておくことが大切です。
確定拠出年金は非課税で運用できる点が大きな魅力です。手数料はリターンを削る要因となるため、手数料の内訳や金額について把握し、できるだけ手数料負担を回避する方法を考えましょう。
iDeCoに関連する手数料には、以下のようにさまざまな種類が存在します。
加入・移換時手数料(2,829円) | iDeCo加入時に国民年金基金連合会へ支払う |
---|---|
加入者手数料(171円) | 掛金納付の都度171円を支払う |
運営管理機関への手数料(0円~数千円) | 運営管理機関によって異なる |
信託報酬(金融商品によって異なる) | 金融商品を運用している機関へ支払う |
給付事務手数料(数百円) | 年金または一時金で受け取るときに支払う |
iDeCoに関する手数料は、加入時・運用中・給付時に発生します。運営管理機関によって負担する手数料額は異なるため、複数の機関を比較検討するとよいでしょう。
一般的に、対面営業の銀行よりもネット証券のほうが手数料が安い傾向にあります。インターネット上で手続きを行える方は、ネット証券でiDeCoを始めるとよいでしょう。
金融機関別に、iDeCoに関する手数料を一覧表で比較してみましょう。
金融機関名 | 加入時(初回のみ) | 積立を行う場合、運用期間中かかる費用(毎月) | 積立を行わない場合、運用期間中かかる費用(毎月) | 移す時(就職先のプラン等) | 受取時 |
---|---|---|---|---|---|
SBI証券(セレクトプラン) | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
あいおいニッセイ同和損害保険(資産100万円以上) | 2,829円 | 160円 | 55円 | - | 385円 |
イオン銀行 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
岡三証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
さわかみ投信 | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
住友生命保険 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
大和証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
日本生命保険 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
野村證券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
松井証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
マネックス証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
三井住友銀行(みらいプロジェクト) | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
楽天証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
りそな銀行 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
auカブコム証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | 4,400円 | 440円 |
SMBC日興証券 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
第一生命保険 | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
みずほ銀行(資産50万円以上) | 2,829円 | 171円 | 66円 | - | 440円 |
みずほ銀行(資産50万円未満) | 2,829円 | 431円以内 | 326円 | - | 440円 |
富国生命保険 | 2,829円 | 430円 | 325円 | - | 440円 |
ゆうちょ銀行 | 2,829円 | 430円 | 325円 | - | 440円 |
ジブラルタ生命保険 | 2,829円 | 431円 | 326円 | - | 440円 |
中央労働金庫 | 2,829円 | 431円 | 326円 | - | 440円 |
三井住友銀行(標準コース) | 2,829円 | 431円 | 326円 | - | 440円 |
三菱UFJ銀行/三菱UFJ信託銀行【ライトコース】 | 2,829円 | 431円 | 326円 | - | 440円 |
JAバンク | 2,829円 | 431円 | 326円 | - | 440円 |
多くの金融機関や保険会社iDeCoを取り扱っていますが、手数料体系が異なります。なお、上表のほかにも地方銀行や信用金庫などもiDeCoを取り扱っているため、普段利用している金融機関がiDeCoを取り扱っているか確認するとよいでしょう。
個人型・企業型確定拠出年金のへ加入する際には、さまざまな手数料が発生します。
以下で、それぞれどのようなタイミングで発生するのか確認しましょう。
加入・移換時に発生する手数料は、個人型確定拠出年金へ加入するときに発生します。国民年金基金連合会に対して2,829円を支払いますが、この手数料を支払うのは1回だけです。
例えば、新しく個人型確定拠出年金に加入したり、退職に伴って企業年金から個人型確定拠出年金へ資産を移換するときに発生します。
なお、企業型確定拠出年金へ加入する際や移換する際には発生しません。
口座管理手数料は、個人型確定拠出年金へ加入するときに発生します。
国民年金基金連合会へ支払う収納手数料、信託銀行へ支払う事務委託手数料、運営管理機関に対して支払う運営管理手数料にわかれており、手数料額は以下のとおりです。
手数料 | 金額 |
---|---|
収納手数料 | 105円 |
事務委託手数料 | 66円 |
運営管理手数料 | 運営管理機関によって異なる |
例えば、運営管理手数料が0円の機関を選ぶと、毎月171円の口座管理手数料が発生します。掛金を納付するときに支払いますが、拠出する掛金から差し引かれるため、加入者が別途納付する必要はありません。
企業型確定拠出年金でも口座管理手数料は発生しますが、企業が負担しています。
信託報酬は、金融商品を運用している期間中に発生する手数料です。個人型でも企業型でも発生し、信託報酬は運用している資産から日割りで差し引かれています。
たとえば、信託報酬の年率が0.5%の投資信託を保有する場合、100万円を運用していると年間で5,000円の信託報酬が発生します。信託報酬は運用商品ごとに異なるため、実際に商品を選択する前に信託報酬の年率を確認しておきましょう。
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実際に確定拠出年金を受け取る際には、信託銀行に対して440円の給付事務手数料を支払います。給付事務手数料は、個人型でも企業型でも発生する手数料です。
受け取る都度かかるため、年金で受け取るよりも一時金で受け取ったほうが手数料の負担を抑えられます。
ただし、給付事務手数料の多寡だけで決めるのではなく、生活スタイルや課税関係などを鑑みて受け取り方法を決めましょう。
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還付手数料は、個人型確定拠出年金に加入したあと、掛金の還付が発生したときに支払う手数料です。掛金が法令の限度を超えて拠出された場合や、納付義務を満たさない月に拠出された場合に起こるため、きちんと手続きをしていれば支払う場面は起こりません。
還付手数料は国民年金基金連合会に支払う1,048円と、場合によっては運営管理機関に支払うこともあります(金額は機関によって異なる)。
確定拠出年金では手数料が発生するため、保守的に運用すると手数料負けする可能性があります。つまり、得られた運用益よりも手数料のほうが高くなってしまい、トータルで見るとマイナスになってしまう状況です。
例えば、元本確保型の定期預金で運用すると、元本割れのリスクがない代わりに得られるリターンもほとんどありません。その結果、さまざまな手数料が差し引かれてマイナスになってしまう恐れが考えられるでしょう。
手数料負けを防ぐためには、ある程度リスクを取って期待リターンの高い金融商品で運用することが基本となります。また、確定拠出年金は運用益に対して税金がかからないメリットがあるため、このメリットを最大限活かすためにも、積極的にリターンを狙うとよいでしょう。
具体的には、確定拠出年金で選択する運用商品は、元本確保型ではなく元本変動型を選ぶことをおすすめします。どれだけ利益が出ても税金がかからない優遇措置がある制度である以上、保守的な運用は機会損失を生んでいるといえます。
確定拠出年金は老後に向けた資産形成の手段ですが、さまざまな場面で手数料がかかります。手数料は最終的なリターンに影響を及ぼすため、どのような場面でいくらの手数料が発生するのか把握しておきましょう。
加入時の手数料や口座管理手数料、信託報酬などのコストが積み重なると、将来的な資産形成へ影響する可能性があります。また、保守的に運用すると手数料負けする事態になりかねないため、注意しましょう。
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