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企業型確定拠出年金の掛金配分割合とは?
おすすめの決め方や注目すべきポイントを解説
企業型確定拠出年金(企業型DC)は、労働者の資産形成を後押しするための福利厚生制度です。加入者が自分の責任で運用商品を選択し、運用実績に応じて60歳以降に年金または一時金を受け取れる特徴があります。
自由度の高い点が魅力ですが、掛金配分割合をどのように決定すればよいのか悩むことがあるかもしれません。掛金配分割合次第で将来受け取れる金額が決まるため、自分のリスク許容度に合わせて方向性を決める必要があります。
今回は、企業型確定拠出年金で取り扱っている主な金融商品や、掛金配分割合の考え方を解説します。
DCチャンネルでは、企業型DCの掛金配分割合の設定方法について解説しています。
また、頻繁に掛金配分割合の変更をしない方がいいといわれている理由についても説明しています。
【目次】
0:12 企業型DCの配分割合の設定
2:15 割合設定はいつ決定すればいい?
2:54 頻繁に配分割合を変更しない方がいい理由
3:40 おすすめの配分割合は?
4:06 まとめ
企業型確定拠出年金のメリットは、非課税で運用できる点です。通常の投資では資産運用を通じて得られる利益に対して20.315%の税金が課されますが、企業型確定拠出年金では非課税です。
有利に資産形成できるメリットがあるため、効率よく老後資金を用意できるでしょう。原則として60歳まで引き出せないため、強制的に老後資金を用意できる点もメリットです。
「自由に引き出せないのは困る」と感じる人もいますが、企業型確定拠出年金は「年金」という言葉があるように、年金作りに特化しています。
途中で引き出せないことで自然と長期的な運用ができ、得られる複利効果も大きくなります。つまり、自由に引き出せない点は、老後資金を用意するという観点からするとメリットといえるのです。
企業型確定拠出年金では、加入者が購入する金融商品(投資信託)の配分を選択できます。「株式100%」「株式50%・債券50%」「定期預金100%」のように、自分の価値観や投資経験に合わせて柔軟に設定できる点が特徴です。
運用商品は「元本確保型」と「元本変動型」の2つに分類され、それぞれメリットとデメリットが異なります。
具体的な商品 | 特徴 | |
---|---|---|
元本確保型 | 定期預金・保険 | 積み立てた元本が確保される 得られるリターンは非常に少ない |
元本変動型 | 株式、債券、REIT(不動産投資信託)など | 積み立てた元本が運用によって変動する 資産を大きく増やせる可能性がある |
なお、用意されている金融商品のラインナップは運営管理機関ごとに異なります。企業型確定拠出年金の場合、勤務先が契約している運営管理機関が用意している金融商品を確認したうえで、自身のリスク許容度や投資目標などを踏まえて積立購入する商品を決めましょう。
リスクを取って資産運用した場合でも、一般的に運用期間が長いほど安定したリターンを得られると期待できます。毎年収益の振れがありつつも、運用期間が長いほど平準化されるためです。
つまり、若くて十分な運用期間を取れる人は、ある程度リスクを取って運用したほうが合理的です。
あくまでも目安ですが、運用商品をリスクが低い順に並べると以下のようになります。
企業型確定拠出年金のメリットとして、運用益が非課税になる点を紹介しました。このメリットを最大限活かすためには、ある程度リスクを取って運用する必要があります。
ただし、退職を数年以内に控えている方の場合、リスクを取り過ぎるのは問題です。退職間際になって暴落相場に巻き込まれると、運用している年金資産を大きく減らしてしまう可能性があるためです。
つまり、企業型確定拠出年金の掛金配分割合を決める際には、自分の年齢や投資期間などを考慮しなければなりません。また、経済的・心理的なリスク許容度を踏まえたうえで、ストレスなく資産形成と向き合えるかどうかを加味する必要があります。
「積極的にリスクを取ってリターンを最大化したいのか」「元本を確実に守りたいのか」を明確にして、運用する商品を選びましょう。
運営管理機関ごとに用意されている運用商品は異なり、どの商品を選択するかによって将来受け取れる金額に影響します。「自分はリスクを取りたくないから定期預金でよい」と適当に決めるのではなく、各運用商品の特徴を理解しましょう。
具体的に、運用商品を選ぶ際に注目すべきポイントは以下のとおりです。
例えば、REITや株式は比較的期待リターンが大きい一方で、リスクも大きくなります。リスクとは「危険性」という意味ではなく「収益の振れ幅」を意味しており、積極的にリターンを狙いたい場合はリスクが大きい運用商品を選択しましょう。
企業型確定拠出年金では投資信託を積立購入しますが、投資信託を保有している期間中は「信託報酬」という手数料が発生します。投資信託は運用をプロに任せられるため、運用を任せる対価というイメージを持つとよいでしょう。
運営管理機関によっては「バランス型ファンド」を取り扱っています。バランス型ファンドとは、あらかじめさまざまな資産へ分散投資できる商品で、運用会社に資産配分の調整を一任できる点が特徴です。
自分で最適な運用商品を選択できるか自信がない方や、悩んでしまっている方は「バランス型ファンド」の購入を検討するとよいでしょう。
企業型確定拠出年金では複数の金融商品を積立購入できるため、一つに絞る必要はありません。株式や債券、定期預金などを組み合わせて、自分にとって最適な配分割合を決めましょう。
日本企業型確定拠出年金センターでは「SBIぷらす年金」という企業型確定拠出年金を取り扱っています。運用商品は以下のとおりです。
種類 | 本数 | 特徴 |
---|---|---|
元本確保型商品 | 2本 | 定期預金で安全に運用する |
国内株式 | 5本 | 日本国内の株式を投資対象とする |
内外株式 | 4本 | 日本国内と海外株式を投資対象とする |
海外株式 | 7本 | 海外株式のみを投資対象とする。新興国や先進国など、投資対象となる国や地域は商品によってさまざま |
国内債券 | 1本 | 日本国内の債券を投資対象とする |
海外債券 | 2本 | 海外の債券を投資対象とする |
その他 | 5本 | 日本国内や海外のREIT、金を投資対象とする商品などさまざま |
バランス型 | 11本 | さまざまな資産にバランスよく投資する |
上表のように、さまざまな運用商品を用意しており、投資経験やリスク許容度に合わせて最適な商品を選択できます。業界最低水準の信託報酬となっている商品や、幅広い運用スタイル、投資対象の投資信託を用意している点が魅力です。
「自分で選べない」という方におすすめのバランス型の運用商品も多く用意しているので、投資経験に関係なく始めやすい特徴があります。公的年金の上乗せとなる資産形成を効率よく進めるためにも、ぜひ企業型確定拠出年金導入をご検討ください。
企業型確定拠出年金では、加入者が各自で掛金配分割合を決める必要があります。運営管理機関が用意している商品の中から、自分に合っている運用商品を選択しましょう。
なお、企業型確定拠出年金の商品は「元本確保型」と「元本変動型」の2つに大別できます。運用益が非課税になるメリットを活かすためには、ある程度リスクを取って元本変動型の商品を組み入れるとよいでしょう。
株式会社日本企業型確定拠出年金センターでは、多くの中小零細企業へ企業型確定拠出年金の導入を支援してきました。運営管理機関として、労働者の方への説明会も実施しており、加入者の資産形成をサポートいたします。
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