① 税制優遇
企業型確定拠出年金(企業型DC)は、企業の制度運営に沿って、掛金を拠出します。拠出に関わる事務手数料などは、企業の負担となり、会社の損金として計上されるため、法人税について優遇が期待できます。一方、個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛金の拠出は自分自身で行うため、それに関わる手数料は全額自己負担になります。しかし、掛金は所得税や住民税から控除されるため、税金が抑えられます。
運用益に対しては、企業型・個人型ともに非課税です。
② 運用商品の選択方法
企業型確定拠出年金の場合は、企業の委託運営管理機関が選定する運用商品の中から、従業員が選択します。