【2026年最新】NISA改正で「こどもNISA」が復活へ!改正案の内容と注意点を解説 2025.10.16 2026.01.21 【2026年最新】NISA改正で「こどもNISA」が復活へ!改正案の内容と注意点を解説 2024年に始まった新NISAですが、2025年末の税制改正大綱により、2027年(令和9年)1月からの更なる制度拡充に向けた改正案が示されました。 通称「こどもNISA」の復活や、高齢層のニーズに応える「つみたて投資枠」の対象商品拡大など、資産形成の選択肢がより広がります。 本記事では、2026年1月現在の最新情報に基づき、今後の資産運用にどのような影響があるのかを解説します。 動画で解説!金融庁、NISAを神改正!こどもNISA、スイッチングはどうなる? 2026年度のNISA改正要望書について解説しています。 目次1. NISA制度の新たな改正内容とは?最新の改正案を解説2. NISA対象商品の拡充3. 【注意】非課税枠の「当年復活」は見送りへ4. 【おさらい】2024年から始まった新NISA制度の3つのポイントポイント①:非課税で保有できる期間が無期限になったポイント②:年間の投資上限額が大幅に拡大されたポイント③:「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用できるようになった5. NISA改正により「恩恵を受ける層」と2つのポイントメリット①:子どもの将来に向けた長期的な資産形成が始めやすくなるメリット②:シニア層や安定重視層にとって、より低リスクな商品選択が可能になる6. NISA改正について知っておきたい注意点選択肢の増加により、リスクとリターンのバランス判断がより重要になるポイント7. 企業型DCとNISAは、どちらが老後資産形成に向いている?8. まとめよくある質問(FAQ)Q 新しい「こどもNISA」はいつから始まりますか?Q こどもNISAは何歳から利用できますか?Q 老後資金を作るなら、NISAと企業型DCどちらが良いですか? 1. NISA制度の新たな改正内容とは?最新の改正案を解説 2025年12月26日、政府は「令和8年度税制改正大綱」を閣議決定しました。これにより、2024年から始まった新NISAがさらに進化する見込みとなりました。 主な変更点は、18歳未満を対象とした非課税投資枠(通称:こどもNISA)の創設と、つみたて投資枠の対象商品拡大です。 これらの改正は、システムの改修期間を経て2027年1月から施行される予定です。 2. NISA対象商品の拡充 「プラチナNISA」として注目されていた改正は、独立した新制度ではなく、現行NISAの「つみたて投資枠」の対象商品拡充という形となる見込みです。 2027年1月より、「読売株価指数」や「JPXプライム150」等の新指数連動型がつみたて枠で購入可能になります。これにより、高齢層の「安定運用」ニーズにも応えられるようになります。 3. 【注意】非課税枠の「当年復活」は見送りへ 金融庁が強く要望していた「売却した当年の非課税枠復活」は、今回の改正では採用されない見込みです。 したがって、2026年以降も引き続き、枠の復活は「売却した翌年」となります。 一定の頻度でスイッチング(買い替え)を検討していた方は、引き続き計画的な売買が必要です。 4. 【おさらい】2024年から始まった新NISA制度の3つのポイント 今回の改正案を理解するため、まずは2024年からスタートした新NISA制度の基本について振り返ります。 これまでのNISA制度から大きく変わり、より使いやすく、長期的な資産形成に適した制度へと生まれ変わりました。 特に重要な変更点として、非課税保有期間の無期限化、年間の投資上限額の大幅な拡大、そして2つの投資枠の併用可能という3つのポイントが挙げられます。これらの変更点が、今回の改正案の土台となっています。 ポイント①:非課税で保有できる期間が無期限になった 2024年からの新NISA制度における最大の変更点の一つが、非課税で商品を保有できる期間の恒久化です。 旧制度では、つみたてNISAで最長20年、一般NISAでは最長5年という非課税保有期間の期限が定められていました。 しかし、新NISAではこの期限が撤廃され、無期限で非課税の恩恵を受けながら資産を保有し続けることが可能になりました。 これにより、ロールオーバーといった複雑な手続きを気にする必要がなくなり、長期的な視点に立った資産運用をよりシンプルに行えるようになりました。 ポイント②:年間の投資上限額が大幅に拡大された 新NISAでは、年間で投資できる上限額が旧制度に比べて大幅に引き上げられました。 具体的には、「つみたて投資枠」で年間120万円、「成長投資枠」で年間240万円、合計で最大年間360万円までの投資が可能です。 さらに、生涯にわたって非課税で保有できる上限額として「生涯非課税限度額」が新たに設けられ、その上限は1800万円に設定されています。 このうち、成長投資枠で利用できるのは最大で1200万円までという制限があります。 これにより、これまで以上にまとまった資金を非課税で運用できるようになりました。 ポイント③:「つみたて投資枠」と「成長投資枠」が併用できるようになった 旧制度では、つみたてNISAと一般NISAは年単位での選択制であり、両方を同時に利用することはできませんでした。 しかし、新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠が設けられ、これらの併用が可能になりました。 つみたて投資枠は長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託が対象で、成長投資枠では個別株やより幅広い投資信託などへの投資ができます。 5. NISA改正により「恩恵を受ける層」と2つのポイント 今回の改正案は、特定のニーズ(子育て・安定運用)を持つ層にとって、選択肢を広げる内容となっています。 この改正の目的は、若年層を含むより幅広い世代の資産形成を後押しし、多様な投資ニーズに応えることにあります。 具体的には、子どもの将来に向けた資産形成の促進、投資戦略の選択肢が広がるという観点から、個人の資産運用にプラスの影響を与えることが期待されます。 メリット①:子どもの将来に向けた長期的な資産形成が始めやすくなる 「こどもNISA」が創設される予定のため、0歳からでも非課税での積立投資を始められます。 子どもの教育資金や結婚資金など、将来必要となる大きな資金を、非課税のメリットを活かしながら計画的に準備できます。 こどもNISAの特徴は下記の通りです。 対象年齢 0〜17歳 年間投資枠 60万円 非課税保有限度額 600万円 投資対象商品 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 運用管理 一定の要件の下、12歳以降は払出しが可※ ※資金の使途が子のためのものであり、子が払出しに同意したことを示す書面とともに、親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出する必要があります。 長い期間をかけて運用できるため、複利効果を最大限に享受できるのが大きな利点です。 メリット②:シニア層や安定重視層にとって、より低リスクな商品選択が可能になる 2025年末に閣議決定された「税制改正大綱」の方針により、2027年1月から「つみたて投資枠」の対象商品が拡充される見込みです。これまでは株式を中心とした投資信託がメインでしたが、今回の改正でよりリスクを抑えた安定運用が可能になります。 これにより、現役世代だけでなく、資産を「守りながら増やす」段階にあるシニア世代にとっても、NISAがさらに使いやすい制度へと進化します。 項目 改正前(2024年〜2026年) 改正後(2027年1月〜) 主な対象商品 株式を中心とした一定の投資信託 債券中心の投資信託の追加等 採用指数(インデックス) 指定された一部の指数のみ JPXプライム150、読売株価指数など新指数を追加 期待される効果 資産成長(キャピタルゲイン)重視 安定運用・リスク分散の強化 6. NISA改正について知っておきたい注意点 NISAのさらなる拡充には期待が集まりますが、メリットばかりに目を向けるのではなく、いくつかの注意点を理解しておくことが重要です。 下記のポイントを押さえることで、制度の変更に対して冷静かつ適切に対応できるようになります。 選択肢の増加により、リスクとリターンのバランス判断がより重要になる 今回の改正により対象商品が拡大された場合、多様な運用目標やリスク許容度に対応できる一方で、投資家自身が商品ごとのリスク特性を正確に理解することがこれまで以上に重要になります。 例えば、債券型ファンドやインフラファンドなども、それぞれ価格変動リスクや流動性リスクを持っています。 非課税というメリットは、あくまで利益が出た場合に税金がかからないというものであり、損失を補填するものではありません。 リスクの高い投資はNISA枠ではなく特定口座で行うなど、自身の投資経験やリスク許容度を慎重に判断する必要があります。 ポイント 今回の改正は『こどもNISA』が目玉となる予定です。 すでに新NISAで満額近く投資している独身世帯や、アクティブな運用を好む層にとっては、直接的な恩恵は限定的といえます 7. 企業型DCとNISAは、どちらが老後資産形成に向いている? 企業型確定拠出年金(企業型DC)とNISAは、ともに資産形成に役立つ制度ですが、老後資金の形成という目的に特化すると、企業型DCが有利です。 企業型DCの掛金は全額が所得控除の対象となるため、その年の課税所得が減り、所得税と住民税が軽減されるという、NISAにはないメリットがあります。この「拠出時」の税制優遇は、現役世代にとって最も大きな節税効果をもたらします。加えて、運用益の非課税、受け取り時の税制優遇も受けられます。 一方、NISAは運用益が非課税となる点が魅力ですが、掛金に対する所得控除はありません。 いつでも自由に引き出せる流動性の高さがNISAの最大のメリットであり、これは老後資金よりも、教育資金やマイホーム資金など、ライフイベントに備えるための資金形成に適しています。 したがって、老後資金形成を最優先し、最大の税制メリットを享受したい場合は、企業型DCを優先的に利用すべきでしょう。 8. まとめ 2024年の新NISA開始に続き、今回の改正案は個人の資産形成をさらに後押しする内容です。 企業型DCやiDeCoなど、他の制度も検討しつつ、自身の投資方針を考えることが大切です。 経営者・企業担当者の方へ 日本企業型確定拠出年金センターでは、経営者・企業担当者のみなさまに、企業型DC導入に関する個別相談を無料で行っています。 NISAとの違いについても詳細をお伝えできますので、ぜひ一度お問合せください。 よくある質問(FAQ) Q 新しい「こどもNISA」はいつから始まりますか? A 2027年(令和9年)1月から施行される予定です。 2025年の税制改正大綱に盛り込まれましたが、システムの改修期間が必要なため、実際の運用開始までには準備期間が設けられています。 Q こどもNISAは何歳から利用できますか? A 0歳から17歳までの未成年者が対象の予定です。 18歳になると、自動的に成人向けのNISA(つみたて投資枠・成長投資枠)へ移行する仕組みとなります。 Q 老後資金を作るなら、NISAと企業型DCどちらが良いですか? A 老後資金を最優先にするなら、企業型DCがおすすめです。 企業型DCの掛金は給与算定対象外となり、所得税・住民税の負担軽減効果があるため、実質の手取りは増えます。 現役時代の税金を適正化し、効率よく資産を増やせます。 2025年の年金支給額は上がった?いつから、いくら増... 40代経営者のための賢い資産形成術|失敗しない始め方...